開封されずに削除されましたのメールが勝手に送信されてしまう
Microsoft Outlook では、開封確認メールを送信しないに設定していても、「開封されずに削除されました」のメールが勝手に送信されてしまう場合があるようです。
メールのヘッダー(メールの詳細情報)は、
Disposition: automatic-action/MDN-sent-automatically; deleted
などとなっているようです。
詳しい条件は不明ですが、どうやら Outlook の設定で、
送信側:「開封確認の要求」を ON
受信側:「開封確認を送信しない」を ON
の組み合わせで、受信側が開封せずに削除すると、Outlook が勝手に送信してしまう場合があるようです。
これは、送信トレイにも入らず、いつの間にか送信されているようなので注意が必要かもしれません。
特に、複数台のPCでメールを受信しているような場合は、メインPCでちゃんと開封していて、サブPCでは必要に応じて開封している、というような場合に発生しやすいかもしれません。
時間が経ってからサブPCのメールを整理していて、古い未開封メールを一括削除した時などに、相手に「開封されずに削除されました」というメールが送信されてしまうという事が事がおきてしまうかもしれません。
この機能は、お節介過ぎて余計なトラブルを呼びそうな気がします。
勝手に送信されるので、ウイルスに感染したと勘違いしやすいですし、もし相手が迷惑メール送信業者だったりすると、メールアドレスが有効だと判定されてしまうのではないでしょうか?
直ぐに届くとは限らないので、受け取った相手にしても、何年も経ってからこんなメールが届いても混乱するだけかと思います。